収入の何割を貯蓄にまわすべき?!目安となる割合をケース別に解説
貯金をしたいと思っている方の中には、漠然と毎月の生活費から余った金額を貯金しているという方も多いのではないでしょうか。しかし、計画的に貯金を増やしていくためには、収入に合わせて貯金に充てる割合の目標を決めるのがおすすめです。そこで今回は、目安となる割合について、年齢別、ライフスタイル別にご紹介します。
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目次
みんなは収入の何割を貯蓄にまわしているの?
まずは、収入に対する貯金額の平均をみていきましょう。
全体の平均割合
総務省によって行われた2021年の家計調査によると、勤労者の世帯収入平均は月約52万円と報告されています。そこから税金や保険料などが引かれ、実質の手取り額の平均は約42万円です。また、預貯金の平均額は約13万5千円となっており、貯蓄率の平均は約32%となっています。貯蓄率の割合は、「預貯金の金額÷実質の手取り額×100%」で計算することができます。
20代・30代の貯蓄にあてる割合
意外にも、世代別で見た時に一番貯蓄率が高いのが、20代で約45%となっています。世帯人数が少なく、人生の中でももっとも貯蓄がしやすいタイミングといえるでしょう。30代は、20代に次いで貯金率が高く、約33%です。30代になると結婚する人も増え、世帯人数が平均2.5人程度となります。
40代・50代の貯蓄にあてる割合
40代から50代になると、収入は増加するものの、子どもへの教育費や生活費がかさむため、貯蓄に充てる割合は少し小さくなります。平均的な貯蓄率は約30%となっています。
60代以上の貯蓄にあてる割合
60代以上になると、さらに貯蓄率が下がり約25%程度になります。定年を迎えてもなお再就職を行い、老後に向けて貯蓄に励む人が多いようです。子どもが自立し貯金がしやすくなるタイミングでもあるので、もう一度貯蓄を再開するのに最適なタイミングでもあります。
ケース別!貯蓄割合の目標目安
貯蓄割合の目標は、世帯の人数や家族構成などにも大きく関わってきます。ここでは、ケース別に、貯蓄割合の目標目安をご紹介します。
独身の場合
独身の方で実家で暮らしているという場合には、人生の中でももっとも貯金がしやすい環境にあります。貯め時ともいえるので、30%から40%程度の貯蓄割合を目指しましょう。30代や40代以降に家庭を持つことになっても、自分名義の貯蓄があればより安心できるでしょう。
一方で、独身の方で一人で暮らしているという方は、収入のうち少なくとも5%から10%程度を貯蓄に回せるように努力しましょう。 一人暮らしは、家賃や光熱費、食費などコストがかかりやすいため、貯蓄が難しいと感じる方も多いかもしれません。とくに、一人暮らしを始めたばかりの方は、まずは5%を目標に頑張っていきましょう。
夫婦で働いている場合
夫婦で共働きをしている世帯の場合には、まさに貯蓄を増やす絶好のタイミングです。手取りの30%から40%を貯蓄割合の目安にしてください。家や車の購入、さらには子育てなど、今後訪れるさまざまなライフイベントに備えてしっかりと貯蓄を行いましょう。夫婦のどちらか一方のみが働いているという場合には、収入の20%から30%程度を目標にしてみてください。
子育て中の場合
子どもがいる世帯では、教育費の負担が多くなり貯蓄に大きな額を回すのが難しくなってきます。とくに、子どもが大学生になると、家計を黒字にするだけで精一杯という家庭も少なくありません。教育費の負担が大きい時には、収入の10%から15%を貯蓄割合の目標にしましょう。
ボーナスがない場合
ボーナスがない働き方をしている方は、貯金貯蓄がしにくい環境にあります。契約社員の方や自営業の方は、収入の15%から20%程度を目標にしましょう。
まとめ
今回は、収入に対する貯蓄の割合について、世代別の平均や、ケース別の目標目安について詳しくご紹介しました。人によって収入や支出は大きく異なりますが、貯蓄を増やすためには収入から貯蓄を引いた額を支出にするよう心がけるのがポイントです。貯蓄割合の目安を参考にしながら、収入から先取りして貯蓄を行いましょう。
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