せどりで黒字にするために、絶対に欠かせないのが売上管理です。売上管理には、仕入れや売上の金額、在庫情報などを記録して、売上を伸ばすという目的があります。そのため、初心者の方でもせどりを始めた段階で、すぐに売上管理を行うのがおすすめです。今回は、売上管理の目的やそのやり方についてご紹介します。 

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せどりで稼ぐために欠かせない売上管理の目的とは？

せどりで稼ぐために、売上管理が重要視されている理由は一体何なのでしょうか。ここでは売上管理の目的を見ていきましょう。

利益を把握する

売上管理の一番の目的は、正確な利益を把握することです。正確な利益を把握するためには、仕入額、手数料、送料や梱包費などの経費、商品が売れた額について細かく記録しなければなりません。 それぞれの商品ごとに、毎日欠かさずに記録をすることが大切です。

損切を決定する

せどりを続けていく中で、なかなか売れない商品というのはどうしても発生してしまうものです。場合によっては、損きりを決定しなければならない場面も少なくありません。きちんと売上管理を行っておけば、眠っている在庫の量や期間を正確に把握した上で、適切なタイミングで損切りを決定することができます。 

対策をねる

売上管理は、ただの記録表ではありません。その数字を記録していく中で、売れ行きのよい人気商品を把握したり、それぞれの商品の利益率についても比較することが可能です。さらに、長期的に売上管理を記録しておくことで、季節ごとの売上や世の中の動きに合わせた売上も把握できるようになるでしょう。これらのデータは、せどりを行う人にとって重要な財産となります。

今後どのような方向性のせどりを行っていくのか、どのような時期にどれくらいの仕入れを行うのかを明確にすることで、より利益率アップにつながるでしょう。

確定申告を行う

売上管理は、確定申告を行うときにも役立ちます。正確な申告でない場合には、追徴課税が行われてしまう可能性もあるため、きちんと正しい数字を把握することが重要です。売上管理を記録していれば、確定申告前に慌てることなく、スムーズに確定申告を行うことができるでしょう。

せどりにおける売上管理のやり方

ここでは、具体的にせどりの売り上げ管理のやり方をご紹介します。

売り上げを記録する

せどりにおける売上の記録は、商品が売れた価格と数の記録にあたります。面倒ではありますが、その都度漏れがないように記録することが大切です。また、インターネットを使って取り引きをした場合には、商品が売れてすぐにお金が入ってくるわけではありません。そのため、入金日や、締め日以降に持ち越す売上についても記録しておきましょう。

支払いを記録する

せどりにおける支払い情報としては、商品の仕入れを行った日の日付と、支払った金額を記録します。支払いにクレジットカードを使用した場合には、カードの種類や利用額の上限、引き落とし日などについてもしっかりと確認しておきましょう。せどりを多く行う人は、プライベート用のクレジットカードと別に、専用のクレジットカードを作っておくとより管理がしやすくなるでしょう。

在庫情報を記録する

在庫情報は、常に記録しておくように心がけましょう。在庫チェックをこまめに行うことで、人気商品の品切れを防いだり、仕入れの数やタイミングを判断したりするのに役立ちます。とくに、仕入れた商品を自宅ではなく倉庫で管理しているという場合には、こまめに在庫数を記録しておきましょう。

仕入れ情報を記録する

仕入れ情報として、仕入れた商品の名前、数、日付、仕入先、支払い方法などを記録します。仕入れ情報からは、利益や経費も計算することができます。また、長期的に見た場合、その仕入れが利益につながったのかを振り返る数字にもなるため、しっかりとチェックを行いましょう。

まとめ

今回はせどりで利益を得るために欠かすことができない売上管理の目的ややり方についてご紹介しました。売上管理には、お金の流れを整理するだけではなく、利益率を上げるための対策を立てるという重要な目的があります。慣れない方にとっては面倒に感じてしまうかもしれませんが、便利なツールや記録アプリなどを活用して売上管理のための記録を行いましょう。